まずは高鍋駅の近くにある鵜戸神社のお散歩について
鵜戸神社は、高鍋町にいるとそんなには目立ちませんが、ほかの神社にはない景色があり、また行ってみたいとわざわざ足を運びたくなります。
鵜戸神社の推しポイントは
①神社の境内にある木々が南国仕様になっている。
ソテツがぽつぽつあり、海岸線でよく見るハマユウに似た葉っぱもあります。ほかにも植物に 詳しい方なら、これ神社っぽくなくておもしろいなぁと楽しんでもらえると思います。
②参道わきにある古墳がおもしろい
古墳というと広い畑の中に古墳が盛り上がっていて、緑色の草も生えていたりして広々のびのびした景色を思い浮かべると思いますが、鵜戸神社にある古墳は違います。
参道わきにあり、古墳からたくさん木が生えていて、その木々の木陰になり、とても目立ちません。そよそよ青空の下で緑の草をはやしている古墳と正反対の古墳です。
③神社の東側に海と日豊本線の線路が見える。
きれいな青空の時、参道の木陰を抜け神殿がみえると、右手にきれいな蚊口の海が見えます。
線路も眼下にあり、たまに電車が来ると感動します。
高鍋駅からは400メートル、往復すると1000~1500歩くらいになります。
今日はちょっと歩数が足りないとか、まだちょっと歩きたいという時には、ぜひ心落ち着く鵜戸神社へお散歩に行ってみてください。
鵜戸神社の歩み
創建は不明ですが、1462年に社殿再興の棟札の写しがあるとされます。境内に三基の古墳(県指定文化財)があります。祭神は菅原道真です。
神武天皇が東征の途中、ここで休憩されたと伝わります。1951年、現在の本殿、幣殿、拝殿が再建されました。
キレイに清掃された参道を前に進みます。地域の住民の方が定期的に管理されている様子です。

訪れたのは、5月の暑い日ということもあり、木陰がとても気持ち良いです。

左手に小高い丘のような地形があり、これが古墳であることがわかります。
芭蕉句碑
境内をさらに奥に向かうと右手に句碑があります。注意していないと、見落とします。
実際の句碑は、下の写真のようになかなか読みにくいです。

うたがふな 潮の花も 浦の春
1690年に芭蕉が二見が浦の絵を拝して詠んだ句で、「二見の図を拝み侍りて」と前書きがあります。二見が浦は伊勢市二見町にある伊勢神宮の垢離場で、夫婦岩からの日の出も有名です。
二見が浦の夫婦岩に勢いよくあたって、花のように舞い散る波も、この浦の春を寿いでいます。二見が浦の神である伊勢神宮の神德を決して疑ってはいけません、という意味です。
松尾芭蕉自身が宮崎県に来たという記録はありません。この句碑は、高鍋地方で句会が盛んであった旧藩時代に鵜戸神社神官岩切副寛が1866年に建てたとされます。
下の写真のようにこの句碑のすぐ近くには海岸線が広がります。岩場もありますので、松尾芭蕉が詠んだ風景と似た風景が、蚊口浦に広がったのかもしれません。

社殿を正面に右手には海への景観が広がります。
とても気持ちのよい空間です!
駐車場
神社専用の駐車場はありませんが、高鍋駅前の無料駐車場(約85台)から徒歩5分以内の距離です。
近くには有名な「琴弾きの松碑」があります。

