高鍋町町木・タカナベカイドウ(3月)

美しい自然・景観

タカナベカイドウとお散歩についてrakiからひとこと

タカナベカイドウは下にありますように、愛好会の方が町内のいろいろな方に配布して、皆さん大事に育てています。平成の頃には、配られたタカナベカイドウにはプレートもついていたりします。

散歩しながらいろいろな木を見るのですが、梅や桜に似てるけど小さい葉っぱがびっしりと並んでいるタカナベカイドウ、所どころで見かけます。
ですが、梅や桜に比べて数は圧倒的に少なく、結構なレアキャラなので、見つけるとうれしいです。


タカナベカイドウ(高鍋海棠)は、宮崎県高鍋町周辺に自生・栽培されるバラ科リンゴ属の希少な固有種です。3月中旬ころに淡いピンクの5弁花を咲かせます。ノカイドウに類似しますが、花柄が短く、蕾が濃い紅色であるのが特徴。2019年に高鍋町の町木に指定され、保護活動が行われています。

1985年 固有種として報告

タカナベカイドウは、1985年に当時高鍋高校教諭だった南谷忠志さんが、ノカイドウの近縁種であるが、蕾の色がノカイドウよりも濃色で、花柄がノカイドウよりも短いなどの特長を持つことから異なる植物であることと推測しました。町固有の樹木(新種)である可能性を指摘し、2014年に日本植物分類学会で発表しました。その後、DNA解析により固有種であることが確認されました。

本種は、元々は地元の方からは「むたざくら(牟田桜)」と呼ばれていた花木です。南谷さんが高鍋町内の民家で栽培されている複数個体を発見したのが始まりです。当時の聞き取りでは、内牧地区高鍋台地の湿生地の自生個体を移植したものでしたが、すでに自生地では消滅していました。即ち、野生のタカナベカイドウは1985年の時点ですでに絶滅しています。

樹高は3~5m程度とされますが、実際は横に広がる樹形になりやすく、3m以上のタカナベカイドウはあまりない印象です。

植樹場所

高鍋湿原の駐車場からの出入り口
舞鶴神社の本殿に向かって右側の傾斜地(2026年元気がありません・・・)
高鍋美術館の駐車場横の川沿い
高鍋東小学校
などにタカナベカイドウの成木があります。

毎年3月中旬ころに、ピンクのかわいい花を咲かせてくれます。

発芽率低め

私自身も栽培してみたいと考え、高鍋美術館脇のタカナベカイドウから落ちた実(種)を栽培していました。7粒ほど。でもどれも発芽しませんでした・・・
発芽率は低いようです。

高鍋自然愛好会が、タカナベカイドウを守り育てる活動を行っています。連絡をとって、苗を一本譲っていただきました。

庭に地植えしたところ、数か月経った時点(梅雨の時期)で葉っぱが病気のように萎れてしました。ウイルス感染でしょうか。直観では、水はけが良くなかったようです。病気になった枝・葉っぱを全てカットして、植木鉢に植えて、やや乾燥気味に維持したところ復活しました!

植木鉢で元気に育っています

盆栽仕様を念頭に、先端部分をカットしたために、樹高は低いままです。

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